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カリオストロはルパン最終回ではなかろうか。

ルパン三世カリオストロの城

もう何度も観てるし、面白さについては言うまでもない作品。
久しぶりに見てみようと思い、作業しながらかけっ放しにしてみてたんだけど。

今まで俺は、カリオストロのルパンを、
テレビシリーズの赤服のルパン以前の話だと思っていた。
(初期テレビシリーズと同じ、緑ジャケットを着てるからである)
でも今回、セリフやルパンの態度などを観察した結果、どうやら赤服後の話だと気づいた。

まず、最初に引っかかったのは、ルパンの不二子に対する態度。
最近アニマックスの方で赤服ルパンをやっているのでそれと比較して観たのだが、
赤の方はもう、不二子にベタぼれである。
不二子にどんなに酷い事をされても不二子を愛し続けている。
それに対してカリオストロのルパンは不二子に非常にそっけない。
城の中で会ったときもお得意のユーモアを見せるものの、
不二子から情報を聞き出したトタンにいつもの馴れ合いはなく
「用は済んだ」といわんばかりに消えてしまう。
また、クラリスの部屋から脱出する際、不二子に脱出用のワイヤーをもらう時に
「おい、不二子」という明らかに冷めた呼び方をする。そこに不二子に対する愛はない。
あの時はクラリスに夢中だったということもあるが、もしルパンが赤服の頃と同じ
心境であったならば、たとえそこにクラリスがいたとしても、
あんな冷めた言葉を不二子に投げかけるはずがない。
少なくとも「ロープとって~不二子ちゃ~ん」と言うだろう。
このルパンと不二子の関係の変容っぷりに時間の経過を思わずにはいれない。

また、銭形のとっつあんにも赤服のころと大きな違いがある。
赤服の頃にはいなかった信頼の厚い大勢の部下が銭形の下についているのである。
つまり、これは赤服の時とは時間軸が違うことを意味する。
「失敗ばかり重ねている銭型に部下がつくのはおかしい、なのでまだインターポールから
信頼があったころ、つまり過去の時間軸なのではないか?」とはじめは思ったのだが。
カリオストロの銭形の言動は多少なりと大人びており、上に立つ者としての威厳がある。
ルパンに「そんじゃま、一時休戦ってことで握手」と言われて手を差し出された時も
「馴れ合いはせん」といって拒否する。(それをみたルパンも何か意外そうだった)
多分これは「ここで握手をしては部下に示しがつかない」と言う思考が働いたと思われる。
こういったシーンからも銭形が基本は変わらないものの精神的に大人になっているのがわかる。
ここから、あの赤服の「ルパンを捕まえる!というかルパンがもう大好き!」な
テンションの銭形に移行するとは考えにくい。
なので時間軸としては赤服後なのではないかと思うわけである。

で、極めつけはラストシーン。
クラリスに「わたしも連れて行って」と言われたルパンはクラリスを突き放すわけだが、
その時にルパンは「自分みたいな薄汚れた人間になってはいけない」と言う。
ルパンは自分のことをカリオストロ公爵と同じ薄汚れた人間だと言ってしまうのである。
赤服のルパンは非常にポジティブで決して自分のことを否定する言動は言わない。
それどころか、自分に対し圧倒的な自信をもっており、自分のやっていることに誇りを持っている。
だからこの発言はルパンの心境が赤服の頃とは違うことを色濃く意味していると思う。

そもそも、カリオストロのルパンはクラリスを助けることに普段とは違う異常な執念と感情の激しさを見せる。その様は自分に失われた何かを必至に取り戻そうとしてるようにも見える。
それは名誉や巨額の富を追い続けてきた人間がそれにむなしさを感じ、最後に慈善に走る様そのものではないかと俺は思った。

こう考えるとカリオストロのルパンは赤服後の作品、それも泥棒家業晩年を描いた作品であるととれる。
カリオストロのラストはルパンが泥棒家業に戻っていく所で閉められるが、
その後のルパンは多分、赤服のルパンのような心境には戻れないと思う。
車の中、次元の隣でなにか複雑な表情をして座ってるところをみる限り、
ルパンは自分の生き方対して絶対の自信を持てなくなっている気がする。
クラリスに「一緒に来い」と言えなかったということは、
自分の生き方が悲しいものだと知っているからである。
しかし、それを分かっていても、
金や名誉は自分を満たす事はないことはないとわかっていても、
ルパンは今までの生き方を捨てられない。
天才泥棒である自分、そして仲間達を捨てることは出来ないのである。
自分が自分でなくなってしまう恐怖には勝つことは出来ないのである。

戻りたくとも戻れない、そんな悲しい男の姿がカリオストロにはあると思う。
カリオストロはルパンの最終回であると俺は思ったなー。
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by kitune_again | 2006-11-15 13:34 | アニメ